惣社水分神社
奈良県宇陀市菟田野町上芳野648　　ゼンリン

祭神

天水分神、國水分神、天兒屋根命
配祀　品陀別命、素盞嗚命、火産靈命、速秋津比�当ｽ

拝殿

由緒〜

　惣社の号は文政十二年（１８２９）卜部家から与えられた宗源宣旨に「宗源　神宣　水分大明神　大和国宇陀郡上芳野村鎮　右宣奉称惣社水分大明神者神宣之状如件」等とあることによる。
　『式内社調査報告』では、「当社は水分神が高見山から古市場に影向される途中、ここに一時とどまった由縁で創祀されたと考えられる。」とある。後世当社を式内宇陀水分神社にあてようとして、社記・宝物を古い年代のものとすべく、工作がなされている。例えば、江戸初期の作品である猿田彦の面に天平とか貞観などと銘記されているが、まったく信用できない。

本殿

お姿
　例祭の翌日の参詣であり、御輿（レプリカ）などは分解中のまま置かれていた。
　重要文化財になっている御輿は鳳輦（ほうれん）御輿と呼ばれ、南北朝の頃の建造。建造当時の姿をよく残しており、鳳凰も当初のもので、全国的に珍しいもののようだ。

社頭の鳳輦御輿の説明

お祭り

例祭　１０月　１９日（平成２０年）　第３日曜日？