宇陀郡榛原町下井足635 mapfan 近鉄大阪線榛原駅から南へ芳野川ぞいに徒歩10分、バスは下井足下車戻る。 祭神 天水分神、国水分神、天児屋根命、品陀別命 摂社 石神神社、稲荷神社、金刀比羅神社 由緒 旧県社。芳野(ほうの)川と宇陀川との合流点東部の船形山に鎮座。 この神社の略記を紹介する。宮司さんの人柄が滲み出ている。 思うにわが民族の由来するところ、古来、山に神霊がやどり、水を支配する神の存在することを信じて農耕を本として生活してきたわが民族の信仰は極めて根強く、その源を高見山に発する芳野川に沿ってこの「水の神」を祀って、農耕生活を営んだものでありましょう。 雨乞い水の配分で村人達がこの神の前で協議し、神のご託宣として配分を決め、それを守ったのであろう。 芳野川に沿って、中山(芳野)「惣社水分神社」は童躰、玉岡(古市場)「上宮」は男躰、田山(井足)「下宮:当社」は女躰とされている。 かっては、中山から田山への神輿の御渡があったそうである。 吉野水分神社、葛城水分神社、都祁水分神社とともに大和国四所水分と言われている。 お姿 現在(平成9年4月)社殿を再建中である。本殿は神明造りである。参道から本殿背後には大きい檜が多く、神々しい雰囲気を醸し出している。 芳野川東岸に約100個基の円墳があり、丹切古墳群と呼ばれている。 本殿と一の鳥居 お祭り 祈年祭 2月21日 例祭 10月21日 新嘗祭 12月10日 神奈備にようこそ |