幣掛神社(しでかけ)
吉野郡吉野町吉野山322
交通案内
近鉄吉野線吉野駅からロープウエイに乗らずに歩くと10分足らず。
祭神
速秋津比売神
由緒
吉野の神社の立地は興味津々なものがあるが、大半は平安時代のもののようだ。
吉野八社明神とよばれる神社が奥の金峯神社まで立ち並ぶのである。 またその間にも発心門とよばれる銅の鳥居や幾つかの寺院が並ぶ。江戸末期には100に近い聖地とでも言える場所があったと言う。*1
吉野八社明神とは幣掛(四手掛)神社,威徳天神,井光明神(佐抛とされる),勝手明神(吉野山口神社),夢違観音堂(竜王社:御幸の芝明神)
、子守明神(式内吉野水分神社)、牛頭天王社、金精明神(式内金峯神社)である。
幣掛神社は聖地吉野への発心門をくぐる為の世俗の祓いを取り除く場と思われる。立地と湧き水がそれを示す。
大峰山一の行場である。
幣掛神社の風景
お姿
新緑の中に鎮座していることもあり、稟とした雰囲気が漂う神社の印象。
お祭り
例大祭 6月30日
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