宅宮神社
徳島市上八万町上中筋558 mapfan
鳥居
交通案内
バス入田行き宅宮
祭神
大苫邊尊 配祀 大年大神、稚武彦命
社殿
由緒
延喜式内社の意富門麻比売神社である。中世に至り現在地の神林地に奉斎し、社名を宅宮神社と改称して家宅の祖神とした。大苫辺尊は家宅の神とされているが、『古事記』では伊耶那岐・伊耶那美の神より先に誕生している。神代七代の神の一である。
本殿

お姿
東向きに鎮座、夫婦杉があり、落雷を受けたのを伐採して社殿を再建したと云う。
現在の神木は梛。他に大きい楠の木がある。
摂社 厳島神社 朝宮神社・十二柱神社
お祭り
8月 16日 神踊り 徳島市の重要文化財
11月 3日 例祭
『平成祭礼データ』(平成七年)から
宅宮神社略記
当社は、もと意富門麻比売(おおとまひめ)神社として奉称された。国司崇敬の延喜式内神社にして、藩政時代にも蜂須賀公の崇敬篤く、阿波、淡路両国への配札御免宿船渡の御三判を御下付給わり、両国一円に御神符を配札していた。戦国時代に兵火に災い、社殿を消失したが、兵乱鎮まりて後、神林地に再建し、祭神大苫邊尊が家宅の祖神であることから宅宮神社と改称された。
主祭神は天神五代の大苫邊尊であり全国で一座のみ当社に御鎮座され、家屋の守護神として古くより家相、方位、新築、増改築、土地造成、鬼門ぎり等の諸祈願やお祓は広く県内外に知られる。
寛保元年三月、吉田殿の命により稚武彦命を勧請した。
尚、当神社には神代文字による祓詞を彫造した古版木のほか第十四代藩主蜂須賀茂韶公の揮毫による御神名額を今に保存する由緒の古社である。
以上 |
『徳島県神社誌』、『平成祭礼CD』、『徳島県の歴史散歩』
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