阿宗神社
兵庫県たつの市誉田町広山492 its-mo
鳥居

交通
JR本竜野駅 南南西2km
祭神
神功皇后、應神天皇、玉依姫命 配祀 息長日子王
由緒
式内小社。
『播磨鑑』は、広山の郷阿宗村にあり、古老曰わく、今の広山村の八幡がこれで、上代には立岡山にあった。祭神は阿宗親王を祭る由伝える、とする。
境内の説明板によれば、欽明天皇の御代に当国司大伴狭手彦、勅を奉じ筑紫国宇佐八幡宮を岡の峯(立岡山)に勧請す。後、文治五年、内山城主塩津新左衛門尉義経、広山村に遷す。とある。
『日本の神々2』で糸田恒雄氏は、大伴狭手彦は大伴金村の子で、新羅の任那侵攻の際、半島に渡って任那諸国を救援した人物とされるが、播磨国の国司であったことは不明で、かつ、宇佐八幡勧請も後世のこととしている。
神門と拝殿
立岡山は現在は頂上にはタンクが座っており、北の裾には新幹線のトンネルが通っておる、秀麗な神奈備山であるようだが、面影はない。現在の阿宗神社は式内阿宗神社と八幡宮が合体したもので、本来の祭神は息長日子王である阿宗神、息長帯比売の弟と云う。針間阿宗君の祖である。
本殿
お姿
林田川の西岸の低地に鎮座、どう見ても古来からの鎮座には見えない。 立岡山から冬至の日の出を見る場所に旧の社地があったと云う。
お祭り
10月 10日 秋祭り
2月 18日 2日間 厄除祭 西播各地より参詣者が多い。
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