神戸市西区神出町東 雄岡山its-mo 交通 神鉄粟生線 緑が丘 南 500m
標高241m 雄岡山全景 雌岡山頂から
この地に二つの山があり、俗に雄岡山(雄子尾)、雌岡山(雌子尾)と言う。 雄岡山は神奈備型の秀麗な山で神出富士、明石富士とも呼ばれる。雄岡神社はオッコウジンジャと訓む。
天照大神が天岩戸を開けて出てきたのがこの国の建国神話の神髄であるが、これも騙されての出現である。
雨乞いと黒色との関連については『私の一宮巡詣記(大林太良)』に遠江一宮の小国神社にも紹介されている。
合祀されている帝釈天はインドの神で、生産の為に雨を降らすそうである。
いくつかの登り口がある。 小生は雌岡山から東に向かって歩き、西側から登ったが、この山道には所々赤土が見える。
あっと言う間に頂上に着く。頂上の祠はコンクリト製のように見える。 雄岡山と雌岡山の間に金棒池があると言う。溜め池も含めて多くの池がある。中には釣り堀の営業の池もあるが、金棒の謂われは、両山が高さを競って頂上に金棒をたてて土盛りをおこなったが、雄岡山の金棒が折れてその池に落ちたそうである。雌岡山のほうが249mで8m高い。
春祭 2月23日 兵庫県神社誌(昭和十三年)、神戸市の神社(神戸新聞社) 神奈備にようこそに戻る |