止上神社
鹿児島県霧島市国分重久1896 its-mo
鳥居

交通案内
日豊線霧島神宮駅
祭神
彦火火出見尊、豐玉姫命、瓊瓊杵尊、木花開耶姫命、鵜鵜草葺不合尊、玉依姫命
摂社
三之社「火闌降命、大己貴命、事代主命、武甕槌命、經津主命、豐姫命、磯良命」
社殿と尾群(牟礼)山

由緒
景行天皇の御代、隼人征定の時、止上六所権現の霊神大鷹となり、天皇を助けしを以て尾年礼山の絶頂に神霊鎮座あらせらる。
島津義久公知行三一石寄進あり。今に鎧櫃等島津氏寄進の物あり。(神社年鑑)
『鹿児島県の地名』(平凡社)によれば、古代から中世に噌唹郡に勢威を振るった税所氏の氏神で、総鎮守六所大権現と称されたと言う。
また当地には大伴旅人の軍事行動に由縁の伝承を持つ地名が多いので、殺害された隼人の霊を慰撫するために祀られたものと記されている。一方、古代の山岳信仰との関わっていた。
拝殿

お姿
朱色の鳥居が狭い道に立っている。そこをくぐると石の鳥居があり、摂社が三社鎮座、さらに進んで回ると拝殿の前に出るようになっている。
また朱の鳥居をくぐり、斜めに広場があり、社殿が一望できる。朱色。
社殿を横から見ると尾群山のくびれが見える。神体山。
尾群山は国分平野に突き出ており、その麓の手籠川の左岸に鎮座。手籠はテゴメで、悪戯、陵辱の意があり、往古の隼人の男女の運命を語っているように思われる。悲しい名である。
本殿

お祭り
1月 24日 廿四日ベブ祭
7月 20日 御巡行祭
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