![]() 三重県桑名市大字堤原3183 mapfan ![]() 交通案内 ![]()
延喜式内社の佐乃富神社。明治末期に東500mの宝殿町から当地に遷座。同時に太一明神社と合併し、北桑名総社・北桑名神社と改称した。 旧社地の宝殿町は壬申の乱の際、大海人皇子に同行した妃(後の持統天皇)が、乱の間は当地に留まり、所持していた御物を治めた宝殿があったと云う。 社名の「佐乃富」については祭神の建速須佐之男命からとか、『多度寺資材帳』には四至東小奈社南小山との文言があり、この小奈を「さな」と訓して佐乃富の旧名とする見方がある。 ![]()
鳥居は東向きで、社殿は南向き。下町にぽっかり鎮守さんと云う雰囲気であるが、それほど社叢が豊かと云うことではない。
参考 『式内社調査報告』、『三重県神社誌』 |