貴布禰神社
兵庫県尼崎市西本町6-246 mapfan
鳥居と神門

交通
阪神出屋敷駅南側 東300m
祭神
高 神 配祀 加茂別雷神、加茂御祖神
拝殿

由緒
北東の長洲中通に鎮座する貴布禰神社が元社、海人の守護神であった。当社の方が発展し尼崎の一宮と崇敬された。
『平成祭礼CD』に次のように書かれている。
山城国の貴船神社に「反正帝の頃尊い神様が瀬戸内から尼崎に上陸され貴布禰川の川上に鎮まられた」という伝承があり、当社の旧地長洲がこれに当たると考えられる。
古来雨師風伯を主案され天変地異を除ぐ御神徳を持たれる。
江戸時代現在地に移され尼崎藩の御祈願所として祈祷を斎行し尼崎の総氏神として永年諸人の尊崇を受けて来た。
熊野詣での海路での帰路に船を使うと尼崎に着岸が容易との話がある。それがここの神の遷座にも言える。所謂京都貴船神社の伝説。
即ち大和国川上丹生の高 神、黄船に乗り吉野川・紀ノ川を下って難波の海に出た。紀伊と四国との海峡をり来る潮流にのり、易々と尼崎陸地の正北面地に着岸した。それから三国川(神崎川)を上がり淀川の本流に出て京都に入った。
吉野の丹生川上の元社は大和神社だと言う。珍彦がここから持っていったとすれば、ぐるぐるまわり。
本殿

お姿
文亀元年(1501)の大洪水、元禄六年(1693)、文化十三年(1816)の再度の災厄に遭い、史料散逸焼亡した。
応神天皇の時代、当地に居住した海部の部民が奉斎したと伝わる。
本殿背後に摂社が並んでいる。それぞれに一本の木が生えている。
白波稲荷神社 市場戎社

愛敬三社 榎木社

愛敬三社 可愛霊神(うまいのたまのかみ)、可美霊神(えのたまのかみ)、善哉霊神(えなにえのたまのかみ)
尼崎の旧藩主桜井家に縁の神で、宝暦四年(1754)造営。
お祭り
8月 1日 例祭
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