八坂神社
大阪府池田市神田4-7-1 mapfan
鳥居

交通
阪急池田 南1km
祭神
素戔嗚尊
摂社
稲荷神社「稻荷大神」
細原神社「細原神 配祀 九頭竜大神」
皇大神社「天照皇大神、豐受皇大神」
春日神社「春日大神」
天満宮「菅原道眞」
蛭子神社「蛭子尊」
熊野神社「熊野大神、日野大神、琴平大神」
八幡神社「八幡大神」
境内の風景と拝殿
由緒
早苗の森の神田の宮と呼ばれている。
円融天皇の天元元年(968)の創建と言う。
天正七年(1579)荒木村重討伐の兵火に罹り、社殿は焼失、慶長十五年(1610)池田備後守光重の子が再建した。牛頭天王と称し、明治末期に近隣の春日神社「春日大神」、字小西の九頭神社「大蛇神」を合併し境内に遷した。のち、十二社神社をも本殿に合祀したが戦後まもなく復帰していった。
本殿
お姿
この地域の神社にはそれぞれ森の名前が別にある。
当社は早苗の森と呼ばれる。
匡房の歌 千早振神田の村の稲なれは月日とともに久しかるへし
農耕の神としても尊ばれていたようだ。
本殿は一間社流造で、蟇股、木鼻、欄間等には桃山時代の特長がよく表されており、北摂でも数少ない貴重な建造物の一つ。
毎年十月の神田祭の時にのみ公開される欄間があり、池田市の重文となっている。中国の孝子二十四人の親孝行の様子を透かし彫りにし、その上に岩絵の具で着色した絵模様彫刻で製作年代は元禄〜宝暦(1688〜1764)、制作者は京都の仏壇欄間工か宮大工関係の工人と推定される。
本殿
九頭社細原社

お祭り
10月22日以降の日曜日 例祭
由緒 平成祭礼データから
円融天皇天元元年(西暦九六八年)、創祀せられたと伝えられる古社で、神田の産土神である。古来農耕守護、厄除開運の神として広く崇敬せられ氏子崇敬者から神田の宮の名で親しまれている。御本殿は桃山時代の建造物で重要文化財に指定されている。御例祭(十月二十二日)に幟、神額の宮入りは北摂の特異神事として有名である。神奈備は御創祀の縁起により早苗の森と称する。
以上 |
『大阪府全志』、『平成祭礼CD』
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