魚崎八幡神社・八幡宮神社
神戸市東灘区魚崎南町3-19-18地図
西側の鳥居

東側の鳥居

交通
阪神魚崎駅 南東500m
祭神
八幡大神、春日大神、八衢比古神、八衢比賣神、天照皇大神、久那戸大神
拝殿

由緒
往古、神功皇后が三韓を征伐して凱旋の途中、御船がこの沖より進むことができなくなった。軍船を止め、磯辺にあった大樹の末に艫綱を繋ぎて占った所、御船に祀る神の御誨があった。それに従い、天照大神の荒魂を広田に、稚日売神を生田に、事代主神を長田に、住吉神を渟名椋長岡に祀った。御船は平安に海を航するを得たり。と云う。
艫綱を繋いだ松はその後久しく栄えて里人は皇后の大御形見として仰ぎ奉りしが、何れの頃にか枯れてしまった。神依松と云う。
当地は元々五百崎(いほざき)と呼ばれていた。これは皇后の軍船が五百艘であったとか応神天皇の御代に船五百艘を貢せしめた際、その船が武庫水門に集まったからと云う。
後世、これらの由縁を結んで「神依松」の傍らに神籬をたてて八幡大神を祀り、五百神社と称したのが創祀と云う。
本殿

お姿
東側には石の鳥居と木々は松が多く、西側は朱色の鳥居で楠木がある。
拝殿前に稲荷社が置かれている。
北側は公園になっており、東西の長さは神社と同じ。ここは第二十三代横綱大木戸森右衛門の生誕の地だそうな。この横綱は在位半年で脳溢血に倒れたと云う。
摂社 白髭稲荷神社

お祭り
5月15日
参考 『神戸の神社』、『平成祭礼CD』
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