西福寺の鎮守
福井県敦賀市原13−7 mapfan
三門 昭和52年再建

交通案内
敦賀駅西5km
宗派
浄土宗鎮西派の中本山 阿弥陀三尊(阿弥陀、観音、勢至)
由緒
椎の木(スタジイ)樹齢約700年

良如上人が敦賀に遊化したさい、西方の大原山に阿弥陀三尊の姿を見、その光明に導かれて来ると、白狐が現れ、上人を山の麓まで案内し、姿を消したと云う。
また見る見る内に阿弥陀三尊は大岩と化したと云う。
時に正平二十三年(応安元年)1368年のこと。
現在の本山は京都知恩院だが、その前は京都黒谷金戒光明寺、当初は浄華院。良如は府中(福井県武生市)の人、融通念仏の伝授を受けた。
多くの国宝・重文がある。
御影堂

お姿
大原山を背に広い境内を有している。御影堂の真後ろに赤い鳥居と二つの祠がある。白狐祀と秋葉祀。
磐座信仰の名残とも思われる。当地は越前国敦賀郡にあたり、延喜式内社の三前神社[ミサキ]など、失われた古社があるが、当地も元は磐座信仰の古社であったのかも知れない。
また、宝物殿の隣に弁財天を祭っている。
四修廊下に金比羅明神が祀られている。
書院庭園と山の中腹の磐座

白狐祀と秋葉祀

弁財天

主な年中行事
5月第二日曜日 花祭り
11月18日 十夜会
参考 『寺院神社大辞典 近江若狭越前』、寺院パンフレット
西福寺HP
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