宇波西神社
福井県三方上中郡気山129-5 mapfun
両部鳥居

交通案内
気山駅西500m
祭神
彦波瀲武鵜鵜草葺不合尊
摂社 小美多麻神社「護國の英靈」、八幡神社「八幡大神 ほか」
拝殿

由緒
延喜式内社、三方郡の宇波西神社(ウハニシ)であり、北陸七国きっての名社。
中世・近世には上瀬宮・上瀬大明神と称した。
『若狭郡県志』によれば、大宝年中(701〜)に、日向国から勧請されたと云う。
当初は日向浦(ヒルガウラ)に祭られたと伝わる。現に、九州宮崎の日向国の漁村の言葉に訛が入っているが、日向浦の言葉になっていると云う。鵜戸神宮付近の漁民と頭領の出神氏が神霊と御太刀を携えてやって来たのであろう。王の舞いと称する祭礼にその末裔が太刀を掲げ続ける。
また初めは金向山の麓に祭り、大同元年(806)に当地に遷座とも云われる。JR気山駅東側。
氏子地域は広く、地区の氏神を持ち、当社は総氏神である。
本殿

お姿
本殿左脇に神木の大杉がたつ。本殿は流造、東向き。
お祭り
例祭 4月 8日 王の舞い
王の舞い
舞い手を倒せば豊作と云う。棒を持って舞い手を守る。

王の舞の約1時間は出神氏が太刀を捧げ続ける。

氏子地域の神社 川中神社
住所 福井県三方上中郡気山228-4 mapfun
鳥居と社殿

祭神 於瀬川中大神 合祀 宇賀能御魂神
由緒 不詳。
お姿 宇波西神社の南800m。落ち着いた境内。覆殿の中に社殿がある。
『寺院神社大辞典 近江若狭越前』『式内社調査報告』
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