中言神社(なかごと)
和歌山市三葛 ゼンリンややふたしか
鳥居
交通案内
阪和線 天王寺→和歌山
貴志川線 和歌山→竈山 竃山神社から西へ徒歩10分 南側の山の麓へ(名草山最北部)
光圀稲荷大明神社
祭神
名草彦命、名草姫命
本社 稲荷神社 摂社 岩御前社「岩長姫命」
由緒
吉原の中言大明神からの勧請。
新しい光圀稲荷大明神社が出来ており、この本殿前の道に中言神社の鳥居があり、これをくぐって石段を登ると、二小祠が並んでいる。
ひとつは中言社、もう一つは岩御前社「岩長姫命」と和歌山市広報の方から聞いているが、近くのお寺から素盞嗚尊の祠を遷したと丁度お参りに来られていたご婦人からおうかがいした。
鳥居の貫木に消えかかった神社名が書かれていたと思われる板がかかげられていた。天満宮、八幡宮は読めたのであるが、岩御前社の文字は確認できなかった。
お姿
中言神社の祠

岩御前社の祠
お祭り
紀伊續風土記 巻之十五 名草郡 神宮下郷 田尻村から
○中言明神社 境内周四十八間
本社二宇 名草彦ノ命 名草姫ノ命 廰 瑞籬
鳥 居
村の西端にあり 舊は神田六段あり 國造家に永仁三[1,295]年の寄附状を蔵む
社邊に古松あり 松下に少し頂を露したる石あり 地に入る深さ知りかたし 日前宮濱ノ宮へ遷坐の時御腰を掛られたる石なりという
○小祠五社
八幡宮 社地周三十間 村中にあり 岩御前社 社地周十八間 村中にあり
里神二社 村の東四町坂田村領にあり 天満宮 村の巽五町許山上にあり 舊は免田七段ありし事國造家元徳三[1,331]年の記に見えたり
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丹生都姫伝承
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