塩野神社
和歌山市加納19 ゼンリン
鳥居
交通案内
和歌山バス松島下車北へ500m
祭神
塩野大神、高 神、八幡神
由緒
塩野大神は住之江の大神の異称。中津少童神。持統天皇の時鎮座と云う。
大和王権の勢力拡大は地方の豪族のそれを削ぐことにあった。宅倉の設定による豪族の国造の設置と部民の直轄を目的としていた。
特に紀の国の海部は紀氏の勢力の原点であり、紀氏から海部を切り離す事にが大きい目的となっていた。
海部宅倉が置かれた位置はこの神社の鎮座するこの場所にあったと推測される。 この神社の祭神から見ると海部の拠点であった地域である。
お姿
大きい木々が社域を取り巻いている。阪和線で紀ノ川の鉄橋を越えて、浄水場を過ぎてすぐに東側に大きい杜が見える。これが当神社である。
拝殿
お祭り
例祭 10月15日
紀伊国名所図絵から
紀伊續風土記 巻之九 名草郡 直川荘 加納村から
○鹽宮(シオノグウ)明神社 境内周百二十八間
村の北にあり 一村の氏神なり
祭禮 三月十三日 社方五尺 三社造
貴船明神 八幡宮 合祀す 廳 鳥居あり |
古代史街道 紀ノ国編
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