九頭神社
紀の川市麻生津中1 mmapfan
拝殿と左側の白樫

交通案内
阪和線 天王寺→和歌山 和歌山線 和歌山→名手 南へ紀ノ川を渡る。徒歩30分
祭神
天素佐男命、大国主命、稲田姫命
社殿
由緒とお姿
建立年代は不詳。 大和国山辺の九頭神は磐座で水神を祀る信仰のように見えるが、当九頭神社は巨木信仰の少し離れているが麻生津川の水神を祀ったものと思われる。
巨木としては、黒金黐(くろがねもち)と白樫(しらかし)が見事である。黒金黐は内皮を剥いて鳥もちを採る。 社殿前の広場にその勇姿を見せている。
白樫は本殿向かって左側(北側)にあり、周囲4m弱、高さ20mに及ぶ。農具の柄などに使用される。
本殿
お祭り
10月17日 例大祭
紀伊續風土記 巻之三十八 那賀郡 麻生津荘 中村から
○九頭大明神社 境内森山 東西一町 南北一町三十八間
本 社 二間半 二間 三扉
左右廳 舞 台 鳥居二基
末 社
下 司 社 公 文 社 露 伏 社
祇 園 社 祓 戸 社
村の坤の方にあり 一荘の総産神なり 総の旧家い下司公文露伏という三家あり 神主は此家より支配するなり 当社祀神社傳には三種神器を表すといふ 本地佛は中央馬頭観音左右普賢文殊といふ 一年五度の祭礼ありて中に正月午日を重祭とす 又外に九月二十八日を荘の祭日とすといふ |
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