熊野古道、和歌山県の王子社
久米崎王子
有田郡湯浅町別所字雲崎322 ゼンリン
逆川王子から湯浅の町に入る。北栄橋を渡り、南へ進む。いかにも熊野街道らしい道筋が残っている。
途中、寺町通りとの交わる角に大きい道標が立っている。立石の道標である。右いせかうや道、手形が北を指しきみいでら道、すぐ熊野道と刻まれている。
立石の道標と熊野街道

久米崎王子は勝楽寺の南160mの小さい丘にあった。国道42号線沿いの車がスピードをあげて音もうるさく走っている所である。
紀伊続風土記には徳川頼宣公により小社を建立したと記されているが、廃絶している。
また、この碑の所から200m近く西に寄っていたと言う。同じ場所を指しているようだ。
顕國神社に合祀されたと伝わる。
史跡久米崎王子石碑

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