![]() 佐野王子と天御中主神社 佐野の西端、王子橋付近 mapfan 由緒 若一王子とも呼ばれ、神域一帯は若一王子の森と呼ばれていた。 説明板には「佐野松原の西端、祓川(王子川)の近くにある熊野九十九王子社の一つ。 承元二(1472)年の『修明門院熊野御幸記』には、次有佐野昼御養事 次参王子、とある。 前の王子は浜王子(新宮市新宮王子町)であり、峠と三輪崎を越えて約8kmほどの行程であり、次の王子までもその位の距離である。 王子跡と並んで、神武天皇顕彰碑が立っている。これは『日本書紀』の遂に狭野を越えて熊野の神邑に・・・に由来するもの。神武天皇の幼名に佐野命があるが、熊野は生まれ変わりの地、それゆえの命名だろうか。
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祭神 天御中主神 配 天照大神、武南方大神、八坂刀売神、仁徳天皇 由緒 神社は中古より佐野(狭野)荘鎮守として、佐野字中地宮盛芝359番地に鎮座せしが、延宝5巳年3月(1677年)現在地に遷座する。
社頭掲示の時代考証を紹介する。 神殿には兎の彫刻がある。 お姿 河川に挟まれた中之島の高台に鎮座。 暖帯林社叢で、ツブラシイ、ヤマモノ、クスノキ、イチイガシ、アラカシ、ツゲモチなどの照葉樹を中心としている。
動物ではヒメハルゼミ、ヒメボタル等の珍しい昆虫が見られる。神域ゆえ採集は厳禁。 ![]() 天御中主神社本殿 ![]()
お祭り ![]()
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