真清田神社
愛知県一宮市真清田1−2−1 its-mo
神門

交通案内
JR尾張一宮駅 北東へ10分
祭神
天火明命
摂社
服織神社「萬幡豐秋津師比賣命」
ほか
拝殿
由緒
尾張国中嶋郡の式内社。
祭神については大己貴命や国常立尊とする説がある。 さらに大龍神、姫龍神などの水神としての信仰がある。水神信仰は今日まで桃花祭の献馬などの祭礼として残っている。
天火明命は尾張氏の祖神であり、近辺は尾張氏の居住地であるので、云々と言う説である。 また『尾張誌』には「本国帳集説に真神田朝臣大神朝臣等祖神也といへるは、今案にて證としかたきにや。」とある。この真神田と真清田(真墨田)とは字が似ているだけなのか、誤植があって同一だったのか不明だが、尾張氏は大和葛城の高尾張邑から濃尾平野に移ったとも言われ、鴨氏からの派生氏族とすれば、大己貴命の裔でもある。三輪山の神との関連から言えば、蛇神、また竜神信仰にもつながる。
当地から南3kmに阿豆良神社が鎮座、天甕津姫を祀るのだが、この女神も『出雲風土記』によれば、大己貴命の御子の阿遅須枳高日子命の后神ともされ、鴨氏、尾張氏の関係も含めて古代史の謎を形成する神社の一つ。
尾張大国霊神社の社家は天津甕星の末裔とされ、配偶神がやはり天甕津姫か。
本殿

真清田神社略由緒 平成祭礼データから
当社は尾張国一宮にして、祭神天火明命は天孫瓊々杵尊の御兄神に坐しまし国土開拓、産業守護の神として御神徳弥高く、この尾張国はもとより中部日本今日の隆昌を招来遊ばされた貴い神様であります。
以上 |
服織神社
お姿
一宮らしく堂々たる鎮座。
社殿風景
お祭り
4月 3日 桃花祭
公式真清田神社
物部氏ホームページ
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