高倉神社
三重県伊賀市西高倉1046 ゼンリン
大ケヤキと一の両部鳥居 和銅の道沿い 背後は神体山
交通 JR関西本線伊賀上野西3km北1km 和銅の道
祭神 高倉下命 配 倭得玉彦命
境内 八幡社、春日社
注釈 高倉下命の七世の孫倭得玉彦命がこの地に遷り、祖先をここの霊地に祀ったと言う。
神社前の説明板には垂仁天皇の時代の創建と記されている。本殿左右両殿は天正二年(1574年)の建築である。 丹精をこめて維持されている。
境内のシブナシガヤは国の天然記念物、また社殿背後の神体山にアヤマスズが自生していると言う。県天然。
日本最古の補陀落寺町石のある補陀落寺は別当寺。南紀からの勧請の臭いもする。
倭得玉彦命は卑弥呼の父親との見方がある。邪馬台国建国の謎を解きうる神社の可能性がある。 倭得玉彦命の子に日女命と弟彦命がおり、日女命の孫に乎止与命がいる尾張氏の系図が存在する。
卑弥呼と男弟、また台与にピッタリ当てはまる。
大和の東の都祁から近江の南の柘植へ出るルート沿いにこの上野市があり、当神社はこの平野の北西に鎮座する。伊賀は縄文、弥生遺跡が多く、銅鐸も発見されている。
本殿 一間社流造檜皮葺

八幡社 向かって右殿 一間社流造檜皮葺

春日社 向かって左殿 一間社隅木入春日造檜皮葺
お祭り
例大祭 10月14日〜15日
祭りの終わりの囃子が紹介されている。
東の国の銭金この国へ引き寄せよ
西の国の糸綿この国へ引き寄せよ チョイサチョイサ
神社名鑑(昭和33年)神社本庁
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