八尾神社
八尾市本町7丁目(旧大字西郷)1064番地 its-mo
鳥居
交通 近鉄八尾駅 西300m
祭神 宇麻志麻治命
注釈 河内国若江郡の式内社の栗栖神社である。江戸時代は牛頭天王社であり、明治維新後、栗栖神社と改称し、祭神も変更した。
更に明治43年現社名に改まっている。
この地を本拠とした物部氏の一族栗栖連がその祖神を祀った。
栗栖氏は新撰姓氏録によると、河内國の神別に、「栗栖連、神饒速日命子于摩志摩治命之後也」とでている。 于摩志摩治命の子孫として栗栖氏は物部氏の一族であったと考えられる。
八尾市の跡部に物部の守屋の阿都の別業があったことからわかるように、八尾市の近辺には物部氏関係の氏族が多く分布している。栗栖氏もその一つとして、早くからこの地に住んだものと思われる。
八尾は矢尾、矢生等とも書かれ、物部氏の一族で矢作りに従事した「矢作部」がいたとも伝わる。
また、尾先が八枚に分かれた鶯の名所であった事から地名となったとの伝承もある。
樹齢2〜3百年の大きい椋の木と銀杏が神木である。
祭り 10月15日
拝殿

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