諸羽神社
京都市山科区四ノ宮中在寺町
鳥居
交通
山科駅 JR北側を東へ5分 mapfan
祭神
天児屋根命、天太玉命
本殿背後の岩坐
由緒
通称四ノ宮。
上古、祭神二柱の神が山科郡柳山に降臨、座されたので楊柳大明神と奉称した。そもそもこの二柱の神は天尊降臨時に左右を補佐した神であるところから両羽大明神と称し奉った。
人皇第五十六代清和天皇の御世の貞観四年(862)に社殿が造営され、両羽大明神と唱え給い、裏山の名も両羽山と称するに至った。
中古の後柏原天皇の御代の永世年間(1504〜1521)より中央に八幡宮、左に伊弉諾命を、右に素盞嗚命および若宮八幡宮を配し以上六柱を合祀した。
よって両羽を諸羽と改称する。幾度か兵火に罹り、都度再建されている。
本殿
お姿
伸びやかな雰囲気をたたえた良い神社だと思う。 本殿背後の岩坐にしても神水の井戸にしても、その古来からの信仰の地であったことを思わせる。
お祭り
4月 23日 例祭
京都山城寺院神社大事典(平凡社)
京都山城の神々
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H17.1.28 |