大阪市西淀川区姫島4-14-2 鳥居
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『摂津国風土記逸文』に「比売島の松原。昔、軽島の豊阿伎羅の宮に天の下をお治めになった天皇(応神天皇)のも世に、新羅の国に女神があった。その夫からのがれて来て、しばらく筑紫の国の伊波比の比売島に住んでいた。そこでいうには、「この島にいるならば、男神が尋ねて来るだろう」と。それでまた移って来てこの島にとどまった。だから、もと住んでいた土地の名をとってこの島に名づけたのである。」 と出ている。難波の媛島松原は大隅島とともに放牧地であった。(安閑紀二年九月)阿迦留姫命は牛を連れた男の持っていた赤玉から誕生したとの物語があるが、ここの牛の放牧から三宅吉士によって作られた神の物語であろうと、『古代の日本と渡来の文化』第二章アメノヒボコと難波のヒメコソ社神(高寛敏氏)に記されている。 古事記には「天日槍命は、赤留比売の後を追って難波に渡来しようとしたが、渡しの神が遮ったため、引き返して但馬国に留まった。」と記載されている。
この渡しの神とは住吉の神と思われるが、まさに並祀されており、姫を庇護しているように見える。
兵主神・邪馬台国と天日槍命・赤留比賣命 神奈備にようこそ |