伊太祁曽神社
岐阜県高山市丹生川町大字板殿字宮ケ洞327 its-mo
交通案内
高山−平湯温泉バス 琴水苑口下車 川を渡り北東30分 もしくは日影から5分西へ行き、北の山道を越えると板殿
祭神
五十猛大神
由緒
五十猛大神を祀る神社は丹生川村に15社あるとされている。2座あるのが、ここ板殿(いたんど)、根方(ごんぼ)、旗鉾、日影、日面であり、久手、池の俣、瓜田、小野に1座となっている。*1
2000年の参詣。板殿の村は18軒である。最近2軒町に出ていったとの事である。この地の人に確認したが、伊太祁曽神社は1座しかないとの事である。
18軒では2座を維持できないのか、もっと山に分け入った所に鎮座しているのかも知れないが、確認できていない。
創建年代は不詳。当地は往古より耕地が少なく、土着民は山林業を営みつつ生計を立ててきた。従って、山林に直接関係のある乗鞍大神を崇敬してきた。
永禄年間(1558〜)祭神五十猛大神を鎮護神と仰ぎ、境内にあった周囲四間余の大トチを神木として仰いで来た。
宝暦二年(1752)と享和二年(1802)に再建している。
お姿
境内の木々は彩りも豊富で、見事である。特に神木の栃の木は巨木である。丹生川村の天然記念物である。紅葉も入り口の近くにある。
本殿背後にも樫科の木が見える。 神楽殿もある。
この集落の雰囲気はとてもいい。美しいのである。道には花が咲き、家々の農機具も整理整頓が行き届き、力を合わせての村造りが行われている様子が手に取るように分かる。
お祭
例大祭 9月22日
*1 日本の神々9「長倉三郎」白水社
飛騨の五十猛命
五十猛命ホームページ
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